地球人に向けて
このブログは、オリオン星人であるピピンの視点から 地球人へのメッセージをお伝えします。

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大哲学者なペンギン

昔、南極にあるペンギンがいた。
彼は、ペンギンの中でも知能に優れ、大哲学者としてペンギン仲間の間では、もっぱら評判だった。
 
彼は、あるとき世界の成り立ちを考えた。
「世界を構成しているのは、空と氷と水である」と。
「見上げれば、青い空が世界を覆い、足の下には分厚い氷が世界中に張り巡らされ、地の果てには海がある。
だから、空と氷と水が世界をつくっているんだ。
前を向くと、空と氷は地平線をなし、世界を二分している。
後ろを向くと、空と水は水平線をなし、世界を二分している。
だから、空が2で氷が1、そして水が1で世界は構成されているんだ。」
これを聞いた他のペンギンたちは、大いに納得し、やはり大哲学者は違うなぁと彼を称えた。
 
ある日、彼は怪我をして人間に拾われた。
人間は彼を可愛がり、手厚く怪我の治療をしてくれた。
彼は人間に言った。
「お礼に世界の成り立ちをあなたにお教えしよう。」
人間は、大哲学者のペンギンから「世界を構成しているのは、空と氷と水である」という話を聞いた。
そして笑ってこういった。
「全部同じもんじゃないか!」
 
大哲学者のペンギンは自信を持って答えた。
「空はさわることが出来ないけど、氷や水は触ることができる。氷は硬いが、水は指の間からするするとすり抜けるほど柔らかい。氷に頭をぶつけると死んでしまうことがあるが、水に頭をぶつけてもちっとも痛くもない。氷で家や城を建てれるけれども、空や水では決して家や城をつくることはできない。全然、違うもんなんだよ。」
人間は答えた。
「水を冷やせば氷という固体となり、暖めれば元の水という液体になる。そして、更に熱を加えると水蒸気となり目に見えない気体となり、冷やせばまた元の水になるんだよ。だから、水も氷も同じもんなんだよ。もっと言えば、空だって同じなんだよ。空を冷やせば雨が降り、時には氷が降ってくる事だってあるでしょ。だから、大哲学者さん、あなたのいう世界の構成原理は、結局、全て水だと言っているようなもんですよ。では、その証拠をお見せしましょう。」
人間はそういって、大哲学者に水が3つの形状に変化する実験を見せた。
 
ペンギンはびっくりした。
真実を知り、自信を失ってそのまま死んでしまった。
ショックがあまりに大きすぎたのだ。
人間は、ペンギンを優しく抱きかかえ、悲しみを感じながら、ペンギンが見たこともない土の下に埋めてやった。
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コメント

ペンギンもあなどれませんね。

空とペンギンとの間には~
今日も冷たい雨が降る~
 
(*^-^)ニコ
【2007/07/20 23:42】 URL | 青空レモン #-[ 編集]

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